への字稲作in長野

への字稲作日誌です。

今年も中間施肥は流し込み施肥を行いました

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今年も窒素肥料の中間施肥は、流し込みで行いました。

ようやく必要な窒素量がわかったので、硫安・尿素と合わせて9kg/反の窒素を施しました。

 

今まで2回に分けて行ってきましたが、今年は1回で済ませました、

時期もいつもの年より1週間ほど早くなっています。

寒地では、梅雨のことも考慮して出穂50~55日前を勧めているのにならったものです。

 

今年はエルニーニョ現象の兆しもあるのだとか。

梅雨が長引けば、遅い肥効はイモチの引き金になってしまうかも・・。

 

今までの失敗は、窒素が穂ばらみの時期に入っても、まだ効力を残していたために下位節間が伸びてしまい、倒伏を招いてしまった事を反省しての処置です。

 

本来、への字稲作は穂肥のようなものは施用しないのが基本となっているのに穂肥のような肥効がずるずると働いてしまっていました。

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 中期重点型稲作で穂肥も打てるのは、薄井勝利先生の水中栽培ぐらいかなと思います。

 

リン酸の施肥は、流し込みの言うわけにはいかないので2日ほど前に散粒機で済ませました。

反当たり過リン酸石灰を20kgです。