への字稲作in長野

への字稲作日誌です。

への字の中間施肥

6月8日

有機石灰を早朝に3反歩に対して20kg入り5袋、散粒機で散布しました。

本当は6袋撒きたかったのですが出勤に間に合わなくなるので時間切れです。(^^;

その分は穂肥にまわします。

 

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今年は昨年よりも食味向上を願って1反当たり20kg増量します。

 

6月10日

硫安を反当たり20kg入り1袋流し込み施肥を行いました。

流し込み施肥は徳島のかずさんが公開されているブログを参考にさせていただきました。

ありがとうございます。

 

昨年は水口に保温用の波シートを使っていたのでうまく拡散せず、偏ってしまいました。

今年は直に流し込んでみました。

流し込み施肥は今月発売の「現代農業」にも紹介されています。

 

重い散粒機で撒かなくとも楽ちん施肥です。

勤務先からの帰り道に田んぼに水を入れる際に流し込みする事も出来ます。

朝になって水加減を見に行った頃にはちょうど良い加減に広がっています。

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今回は余った米ぬかが20kgあったのでこれも流し込みしました。

しかしこれは思ったほど拡散しませんでした。

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この部分は倒伏に気をつけなければ・・。

 

この地域、コシヒカリの出穂は8月5日頃です。

への字の中間施肥は基本、出穂45日前ですがこの辺りは寒地の部類なので50~55日前が良いようです。

 

への字稲作は元肥にすぐ肥効の現れるような施肥はしません。

初期にとれた分けつはクズ分けつになります。

農協指導では早期分けつ確保と言っていますが、研究が進んで現在そうではないことがわかっています。

 

今年はHB101も使ってみることにしました。

希釈せず30mlをいっしょに流し込んでみました。

どんな結果になるのか楽しみです。

 

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1本植えを観察します。

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こちらはようやく5枚目の葉っぱが出てきました。