への字稲作in長野

への字稲作日誌です。

2018-01-01から1年間の記事一覧

水路の工事が始まります

田んぼの水路が老朽化で水漏れの起きているところがあるらしいです。 ここで水路の改修工事が始まることになりました。 わが家の田んぼは漏れていないので問題ないです。 半月前ほど、工事が始まるのに伴って一軒一軒現地で要望を聞く機会が設けられました。…

今年の稲作反省

今年のイネ作りは自己採点で65点ぐらいとしました。 収量 収量は2枚の圃場のうち、大きめの方(A)は反収10俵をわずか欠けました。 小さめの田んぼ(B)は8俵を割るくらい。 どの農家も例年より収量は少なかったと言っています。 猛暑の影響 今年は…

トラクター爪の配列は平耕・1つ盛り耕・2つ山盛り耕どれが良いのか?

トラクターの取り扱い説明書に爪の配列例が3種類説明されています。 それぞれ特長があって面白いです。 井原さんの書籍に夢中だった頃に稲わらのすき込みには二山盛りが良いと書いてあったので、爪を全部二山盛り耕にしていました。 確かに藁を埋め込むには…

田んぼ、台風21号通過後の様子

台風通過後の稲の様子です。 1枚はちょうど良いなびきですが、もう一枚は倒伏してしまいました。 まずは広い方の水田。 窒素成分の施肥量は9kg/反で同じです。 下の写真、小さい方の田んぼは水漏れがあって肥料の流し込みをしたときにしっかり満水となら…

への字稲作の創設者、井原豊さんの著書

// 井原豊さんの著書が今、どのように扱われているのかふと気になったのでネットで調べてみました。 「痛快イネつくり」は今でも書籍として販売されています。 でも、私の最初に出会ったへの字バイブル「痛快コシヒカリつくり」は中古本だけでした。 しかも…

畦草刈り・味肥・

8月5日(日) ようやく1ヶ月ぶりに畦草刈りです。 これは刈る前の様子。 以前は2週間ほどでこれぐらいに茂っていたので草刈りは忙しかったです。 作物はさして生長しないのに草だけは良く伸びる!なんて愚痴を言いながら刈っておりました。 1ヶ月刈らず…

への字の稲、初出穂。1本植えも順調!

今日は8月1日。 ふと見たら穂がパラパラと出始めていました。 この周辺はコシヒカリ出穂予定日が8月5日頃だから、少々早い。 もう一枚の小さな田んぼも同じくらい。 その周辺は標高が数十メートル低いので、多くの田んぼは50%ぐらいの出穂になってい…

溝切り・への字の農薬使用量 慣行栽培への疑問

やっと溝切りをする事が出来ました。 真ん中も入れる事が出来ました。 手術後の痛みがぶり返すのではと心配でしたが、この程度なら大丈夫でした。 やや、チクッとした痛みはありましたが。 終わってほっとしました。 1本植えは茎数確認したら24本ありました…

西日本豪雨 手術

西日本豪雨で命を落とされた方、被害に苦しまれている方々にお悔やみ・お見舞い申し上げます。 私の住んでいる場所も河川沿いで、しかも2本の川に挟まれた地域です。 同レベルの降水量があったらひとたまりもありません。 人ごととは思えません。 大量の雨…

への字中間施肥、3回目の追肥をしました。

既に反当たり8kgの窒素を投入しているが、葉色がいまいちで茎数不足になるのではと感じ、さらに追加しました。 反当たり硫安5kgを会社の帰りに流し込み施肥作業です。 これでトータル9kg。 昨年計算間違いで10kg投入してしまって半分近く倒伏し…

中間施肥2回目

2回目の中間施肥は15日に実施しました。 尿素を反当たり10kg、これでトータル窒素8kg入れたことになります。 施肥から3~4日すると葉色が濃くなり始めます。 ですが今のところさほどの変化はありません。 今回は稲わらを酪農家に渡せず全量すき…

への字の中間施肥

6月8日 有機石灰を早朝に3反歩に対して20kg入り5袋、散粒機で散布しました。 本当は6袋撒きたかったのですが出勤に間に合わなくなるので時間切れです。(^^; その分は穂肥にまわします。 今年は昨年よりも食味向上を願って1反当たり20kg増…

田植を終えました

4反の田植を終えました。 苗の出来もまあまあでした。 露地栽培の苗はどさくさの中で使ってしまいました。 あと1週間の栽培期間を設ければ問題なく使えそうな気がします。 深水にしたら消えてなくなりそうです。 2枚実験したんだから1枚はとっておいてどんな…

2回目の代かき

5月20日、日曜日2回目の代かきを行いました。 ニセアカシアが花盛りです。 代かき前はこんなふうにヒエなのか昨年のこぼれ種なのかあちこちにイネ科の芽が出ています。 ホタルイの芽もけっこうあります。 代かき後ほとんど見られなくなりました。 稲葉光…

苗代 やっと3葉目 畦塗り水漏れ対策は・・・

よるの冷え込みが和らいできました。 昼間は熱中症も心配するくらいです。 最低気温も10度前後になってきました。 苗はようやく3枚目の葉っぱを出しました。 外の露地栽培も3枚目を出しています。 減反して出来た畑にやはり水か漏れます。 畦塗りしてみ…

1回目の代かきをしました

5月2日の夜はけっこう雨量は多かったです。 上げ底にしておいて良かった。(^^; 昨日今日と1回目の代かきをしました。 これはまだ水を入れているところです。 いつもの年より半月ぐらい早い代かきです。

2回代かき法

5月2日 目次 苗の成長具合 入水 1.苗の成長具合 露地栽培 ビニールハウス内は、⇓ 2.入水 入水始めました。 昨夜勤務先からの帰りに水口を開けました。 少し遅いけれども、2回代かき法(稲葉光圀先生提唱)による草の抑草を試したいと思いました。 無…

露地栽培実験ようやく発芽がそろいました

// 4月30日 目次 露地栽培苗発芽 失敗 1.露地栽培苗発芽 ビニールハウス外で発芽を試していた苗箱をのぞいたら、ようやく発芽がそろってきていました。 もう一つの苗箱もこんな感じです。 長さはこれがちょうど良さそうなので、ここから水を張ってプー…

露地栽培実験その後・畦際の草

4月29日 露地栽培実験、まだこんな状態なのでプールに出来ません。 今日も暑いです。 ハウス内の温度、最低温度は3℃でした。 畦際の草を掻き取りました。 セリやスズメノテッポウなどが生えています。

今年もプール育苗 70gうす撒きマット苗 

4月28日(土) 目次 発芽の確認 プール育苗水張り 露地栽培の苗 ようリンの施肥作業 尻水口の完成 1.発芽の確認 プール育苗水張り 苗代どうなったか朝確認しました。 シートを剥いでみると発芽して少し伸び始めていました。 やや長くなってしまったもの…

苗代露地栽培の雨対策

4月24日 堅苦しいタイトルになってしまいましたが、日曜日にトレイの中に用意した露地栽培用苗箱が雨に降られたらグチャグチャになってしまうことに気がつきました。 慌てて写真のように水没しないよう上げ底しました。 上げ底に使ったのは使わなくなった…

稲のプール育苗 プール木枠段取り 播種・伏せ込み

4月22日 床造り 播種 伏せ込み 露地栽培実験 排水口改良 1.床造り 早朝、苗床にビニールを敷きます。 その前に、1度見渡して新たに生えてきた草を抜いたり、均平具合をみてならします。 幅2m20cm厚さ0.1mmのビニールを広げます。 もっと厚…

プール育苗、苗代準備と浸種終了

種籾の播種は次の日曜日に予定しています。 今日はその日のために準備をしました。 苗床の準備 兼業農家は日曜日にしか段取りが出来ないので作業は週単位となります。 先週管理機で耕起して整地したのですが、もう草が生えてきていました。 プール育苗にする…

活力液HB101液をお試し

4月13日 種籾の浸種途中ですが、ここで天然植物活力HB101を試してみました。 水40~50リットルで浸種中ですが、ここへHB101を5CCほど加えてみます。 10,000倍に薄めて与えたことになります。 計量カップが付属しています。 どんな結果に…

種籾の塩水選・浸種と春耕・均平作業

イネの種籾が半月ほど前にJAより届きました。 これを塩水に入れて浮いてくるものを排除する、塩水選という作業を行いました。 塩水は腐らないので昨年使用したものを今年も使います。 種籾はJAで既に温湯消毒を行ってもらったものを購入したのでバカ苗病…

農作業の始まり

4月1日 朝から農業用水の整備がありました。 みんな総出でU字溝に溜まった土砂を取り除きます。 この土砂は田んぼと畑の境となっている畦に盛って水漏れを防ぐのに使うつもりです。 この作業の時に用水の水が止まるので水口の水門を補修しました。 今まで…

ビニールハウスの修理

昨年からの強風続きでビニールハウスのスチールパイプが曲がったり外れてしまったり・・。 どうしようかと思っていましたが店に行ってみるといろいろありました。 どうにか切ったりつないだりで修復出来ました。 格好良くとはいきませんでしたが、とりあえず…

肥料を買ってきました

肥料はJAから注文書が渡され今年一年使う肥料を手配します。 最近は農業専門店やホームセンターなどで安く買えるようになったので比べて良い方を選んでいます。 今回用意したのは昨年試した有機石灰。 リン酸不足の可能性があるのでようリンを用意しました…

菜の花稲作(緑肥稲作)に挑戦したときの事

久しぶりに投稿します。 これは今年の2月4日に撮影した浅間山です。 平成17年の今頃、岡山の赤木歳通さんの菜の花稲作に共鳴して、この時期に菜の花などの播種作業をしたことがありました。 元肥として鶏糞150kg/反散布。 AM 9:30頃作業を始めたが吹雪…

謹賀新年

明けましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い致します。 今年も常識にとらわれる事なく、可能な限り安全で更に良食味の米作りを目指していきたいと思います。