トラクターの取り扱い説明書に爪の配列例が3種類説明されています。
それぞれ特長があって面白いです。
井原さんの書籍に夢中だった頃に稲わらのすき込みには二山盛りが良いと書いてあったので、爪を全部二山盛り耕にしていました。
確かに藁を埋め込むには良い。
畑を耕起して、出来た二山を利用して種まきした事もありました。
代かき前だって均平板を持ち上げて耕起しておくとクッキリ二山が出来る。
水加減も、山のどの辺りまで沈めばひたひた水になるか判断もそんなに難しくなかったです。
でも数年前から平耕に戻しています。
収穫の時はコンバインを委託して作業してもらうようになったのですが、近年特に収穫時期の天候が良くない。
コンバイン後は、田面が凸凹で20馬力程度のトラクターではどうしても均平にならない。(腕も悪い!)
そこで平耕にしてどこが高い、低いを判りやすくしています。
二山盛りでも均平板を下ろせば平らのはずだが、平耕にはかなわない気がします。
この辺りはどなたか教えていただけると有り難いです。
私の周辺で二山耕を使っている人は見た事がありません。
隣の田んぼを耕作している篤農家の方は、冬耕の時だけ1つ盛り耕を使っています。