への字稲作in長野

への字稲作日誌です。

今年もプール育苗 70gうす撒きマット苗 

4月28日(土)

目次

  1. 発芽の確認 プール育苗水張り
  2. 露地栽培の苗
  3. ようリンの施肥作業
  4. 尻水口の完成

 

1.発芽の確認 プール育苗水張り

 

苗代どうなったか朝確認しました。

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シートを剥いでみると発芽して少し伸び始めていました。

やや長くなってしまったものもあります。

 

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ムレ気味の箱もありますね。

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ここで、水を張りプール育苗となります。

灌水ポンプを使います。

 

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なかなか均平にとはいかなかったですが、これでも大丈夫です。

用心していたのでモグラの突き上げもありませんでした。

 

準備は少々手がかかりますが、あとは田植まで毎日水を足しておくだけで、均一に成長した苗が出来ちゃいます。

ビニールハウスを昼も夜も開けっぱなしです。

 

よるは時には0度近くまで下がることがあります。

100g以下の薄撒きなら成長は止まりません。

100g撒き以上の苗はビニールハウスの加温によってやや徒長気味の苗にする必要があるのだそうです。

そうでなければ田植の時短くて植えづらいですよね。

 

この薄撒きプール育苗のお陰で会社に勤めながら苗作りができます。

 

2.露地栽培の苗

 

露地栽培プール育苗の箱をチェックしました。

やっぱりまだ発芽は遅れていますね。

あすになればプールにできるかも。

 

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もう一つの箱も変わらないです。

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3.ようリンの施肥作業

 

ようリンを1反当たり60kg施肥しました。

袋は小さめだけどこれで一丁前に20kgあります。

日頃の運動不足もあってちょっとしんどい。

ここで慣行栽培なら窒素肥料を施肥しますが、への字稲作ではやりません。

出穂45~55日前まで待ちます。

 

藁を腐食分解するために施肥することはありますが、初期生育を盛んにする事はまずやりません。

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隣の田んぼではもう水を入れ始めています。

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4.尻水口の完成

 

一週間前に作った尻水口が完成です。

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首の角度を変えればお好みの水位を簡単に設定できます。

代かき前の水位調整はこれで失敗しません。

 

これは去年初めて作って使用したものです。

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