への字稲作in長野

への字稲作日誌です。

イモチ発生

8月1日

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ムラ直しに肥やしを振りすぎてしまったところは、やっぱりイモチが出てしまった。

梅雨に戻ったような天候も手伝って・・・。

明日の朝イモチ対策します。岡山の赤木歳通さんが雑誌現代農業に寄稿された方法を使います。レシピによれば、

 35度の焼酎一升、食酢一升、塩ひとつかみを500リットルの水に溶かして反当たり200リットルほど動力噴霧器で散布する。

  というもの。

この方法のおかげで過去10年にいもち病の農薬を使わずに済んでいる。

私の場合はイモチになった箇所に部分散布するだけだが、そうした場所からイモチが拡散した事はありません。

2~3日前から出穂も見つかるようになりました。

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分けつ止まった?

7月26日

止め葉と思われる14番目の葉っぱが出てきました。

分けつも44本で収まりそうです。茎数不足を心配して振った追肥が少し過ぎた。

それにしても稲の生命力はスゴい。1本しか植えていない苗がこんな姿になる。

1株7本、8本も植え込む必要はないと思います。

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過繁茂ぎみの稲を前に言い訳と自画自賛。(^^;

 

まだ分けつ中

7月20日

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葉齢調査、13枚目の葉っぱが出ていました。分けつも41本。

肥効のピークをこんな時期に持ってきてしまったみたいで、どうなってしまうんだろう。この暑さでイモチは出ていないんだけれど倒伏が心配。

ちなみにここまでの施肥量は窒素で8kg。最後の1kgを7月6日にいれたのはちと遅かったかな。

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幼穂形成期、今年の出来映えは・・・。

7月17日

出穂(8月10日予定)として出穂24日前の今日、ミネラル分を主とした肥料を20kg/反、散布しました。例年では過リン酸石灰を使用していましたが以前より値上がりしてしまったので、なにかないかと探したところ200円ほど安い写真のような商品を見つけました。JA指導ではここで穂肥と称してNK化成を施肥することになっていますが、故・井原豊さんの教えに従ってこのような施肥をしております。

ちなみに井原さんのお気に入りはマグホスという商品名の肥料でした。

実のなる作物にはカルシウム、マグネシウムが食味の向上欠かせないとの事。

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さて、今年の出来映えはどうだろう。

1本植えの観察を昨日行ったところ、細い分けつも含めて31本でした。

目標には達しているものの少し物足りない。

全体的には20本から60本近いものまでばらばらだが、平均すると25本ぐらいではないか。葉齢は12枚で終わりそうな気配でどうも数え間違いをしてしまったかな。

12枚目と数えたところが止め葉では・・・。(^^;

2本植えなら満足のいく茎数が確保されるということかな。

ポット苗だと1本でいけるらしい。

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この辺りはまあまあ。

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肥料流し込みの結果

7月11日

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肥料はうまく拡散してほとんどムラはないです。

アオミドロで生長を阻害されたところは分けつが遅れました。

 

こちらの田んぼは流し込みの際、2時間ほどで水を止めてしまったからか、

水口辺りがの葉色が真っ黒になってしまった。

過繁茂状態で倒伏やイモチ発生の恐れがある。

過リン酸石灰で締めてみようかな。    水口↓

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トンボが羽化しています

7月5日

あちらこちらの株で一斉にトンボの羽化が始まっていました。

稲作りをしているとこんな事を発見する楽しみもあります。

周囲で稲作離れする農家が増え、こうした自然も少なくなっていくのが気がかりです。

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肥料の流し込み

への字稲作の大事なポイントは中期重点主義。

柱となる作業、中間施肥をしました。今回は初めて水口からの流し込みを試してみました。

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尿素を使ってみました。水によく溶けます。

うまく広がってくれ!