トンボが羽化しています
7月5日
あちらこちらの株で一斉にトンボの羽化が始まっていました。
稲作りをしているとこんな事を発見する楽しみもあります。
周囲で稲作離れする農家が増え、こうした自然も少なくなっていくのが気がかりです。
小屋の屋根に降る雨水を溜める仕掛け作りました!
水源が近くにない畑は水を確保するのが大変。
そこで単管で組んだ小屋に雨とよを取り付けて、タンクに水が溜まるようにしました。
これで水くみが少しらくになるかな。(^^)
ホームセンターに材料がそろっていて組立方も説明が掲示されていました。
雨よ降れ!!(水くみ百姓)。
追記
この小さな畑でも、一年に数回灌水ポンプでの水くみが必要でした。
2018年は夏の間カラカラ天気が続きましたね。
こんな年でも水くみ一度もしないで済みました。
大成功です!
苗を少なく植えて多収穫を目指す
田植えは坪当たり37株で植え付けています。
坪70株で植えている農家に比べると苗は約半分です。じゃあ、収穫も半分だろうとお思いでしょうが、実は反対で多収穫が可能です。
そんなバカなと思われる方、次の計算をどう思われますか?
米一俵(60kg)は何粒か?
ネットで調べましたところ、 (^^;
2,666,666粒になるそうな。
1本の穂につく米粒は100粒として1俵収穫に必要な穂の数は100で割ると
26,667本(A)。
1株の穂数は30本。何株で1俵になるかというと、
A÷30=24坪
これだと一反何俵採れるか。
1反は300坪だから、
300坪÷24坪=12.5(俵)
となると思うのですがいかがでしょう?
実際わが家で12俵採れた事があり、コンスタントに収穫できなかった原因を調べましたところ、施肥量が都度まちまちであった事が原因ではないかと考えています。
稲の生長を定点観察します。
7月11日
分けつが前回撮影時の2倍で21本になりました。
目印も隠れて見えなくなりそうです。
手前のくぼみは溝切りの跡です。これがあると水を切るのも早くできるし、水を入れたとき回りが早いです。
刈り取りまで稲の活力も保たれます。
7月5日
穂の出る39日前となりました。
葉っぱは11枚目が小さく出始めたところ。分けつは10本です。
全体的な葉色もアップしてきました。
7月1日
田植えから43日目となりました。最初の穂が出る35日前となります。
選んだ場所が生長やや遅れ目かな。への字特有の株が開いた状態になりました。
開くのは茎が太く育っている証拠。密植慣行栽培ではズンドウな稲姿になります。
というわけで井原豊先生の言われたゴリラのガッツポーズ稲の姿に近づいてまいりましたが・・・。
葉っぱは10枚目、分けつは7本目。30本の分けつを取りたいんだけど、ちょっと忙しい。(^^;
↓
葉色は慣行栽培より濃くなってきました。カラースケールで5~6ぐらいかな。
への字を始めた最初の年はこんなに色濃くなる事に恐怖を覚えました。
いもち病が出るのではないか、倒伏するのではないかと・・・。
ここ数十年いもち病予防の農薬は使った事がありません。倒伏だってへっちゃら!
一度大きく倒してしまった事があったけど窒素量で11kg/反も肥料入れちゃいました。さすがに無理でしたね。収量は10俵/反採れたけれど散々ですね。
6月25日 田植えから37日目
小さいですが9枚目の葉が出てきました。分けつは4本になりました。
コシヒカリは16枚芽が出て出穂となるらしいが15枚止まりかな。
慣行栽培だとこれから穂肥を施肥するためにここで生長を止めるため、窒素切らし、中干し等を行うので13枚止まりになってしまうとか。
6月20日 田植えから32日目。
7枚目の葉が大きくなりました。アオミドロがかなり繁殖しています。
はびこると水温が上がらなくなり稲の生育が悪くなると言って農薬を撒いて駆除する人もいますが、我が家はほったらかしです。
有機栽培をする人はこれを利用して新しく生えてくる草を抑制させる事に利用する人もいるらしい。窒素同化作用も持っているから枯れれば自然な穂肥としても働くらしい。
6月15日 田植えから27日目。
7枚目の葉が出ていて、分けつは3本になりました。
4日前の日曜日、中間施肥を行いました。10葉目当たりで施肥するのが良いと思いますが、親戚からいただいた緩効性の配合肥料を使うため早めにしました。
反当たり窒素量は3.2kgです。10葉期にもう一度追肥する予定。
20日経過。葉っぱがもう一枚増えました。6枚目です。(6月10日)
水の深さは10~12センチくらい。ヒエ(雑草)を抑制するため深水にしてあります。
田植え2週間後。葉齢調査のため葉っぱに番号を振りました。↓
6枚目の葉が出ています。
への字稲作は最初の生長ををゆっくり見守る事がポイント。
周囲は葉が垂れるほど勢いが良いのをじっと見てガマン・・・。
田植えをして6日後の1本植えの稲です。↑
これから収穫までの経緯を記録します。
5月連休バルーンフェスティバル
農作業の忙しくなる時期ですが、5月連休には近くでバルーンフェスティバルが開催されます。期間は5月3日から5日まで。
夜間係留が行われるとこんな風な光景に!↓これは2~3年前の光景。
今年は風が強くてバーナーだけの競演に。
苗はこのぐらいに成長しました。