inekitiemon’s blog

への字稲作日誌です。慣行栽培をされている方、これからへの字稲作を始めてみようと考えておられる皆様に少しでも関心を持っていただけたら幸いです。

収穫できました

10月11日 雨降りで心配された収穫作業がようやく終わりました。

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そして昨日の13日に待望の米を引き取ることが出来ました。

収穫量は40aで39.5俵。反収で10俵弱です。

草で株が小さくなっていた事で少ないんじゃないかと心配しましたがまずまずです。

長野は環境に恵まれ、アホでも10俵採れるとまで言われる地域です。

 近くの田んぼでは稲刈りをしてはざかけによる乾燥、脱穀という作業がまだ多く見られます。

 この休みに家族みんなで脱穀しようとシートをかけて夜露がかからぬよう準備していた農家がほとんどだったと思われますが、この雨では無理です。

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わが家は収穫が無事終わってやれやれですが、ワラの片付けと耕起、それに水漏れしないよう畦や水口の補修作業があります。

 

もうすぐ収穫

10月8日

 ようやくわが家の稲も収穫の時がやってきました。

これ以外のことはすべて自力で行ってきましたが、会社勤務の都合上コンバインでの収穫作業を委託しています。

数日後に稲刈りするから四隅を手刈りしておいて欲しいとの事だったので早速作業。

 

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四隅を刈らなくても刈り取る方法はあるのだそうですが、ここは委託を引き受けてくださる方の仰せのままに。

 

 

 倒伏したところは少々手こずります。

 

田んぼは2枚あるのですが、小さい田んぼに思ったよりもホタルイ(雑草)が生えているのを発見、これはまずい!

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           草の生えていたところで育った株

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            順調に育った稲の切り株

 

刈り取った株をつかむと細い!順調に育った稲の株は2株つかむのがやっとだけれど、これは3~4株もつかめてしまう。

このあたりは減収を覚悟しなくちゃ・・・・。

 通りで流し込み施肥ムラでもないところが倒伏するのおかしいなと思っていました。

ホタルイの成長に稲の生長が阻害されて太茎の稲とならず草と一緒に倒れ込んだしまったようです。

 

 これは、去年と同じ失敗です。

最近除草剤の効き目が弱くなってきていることもあるけれど一番の原因はこの圃場が水漏れしやすいことです。

除草剤を散布して3日間5cmぐらいの水位を保たなくてはいけないのは稲作を経験された方ならご存じだと思いますが、2日目にはもう丘が出てきそうになります。

次の作付けまでなんとかしないと・・・。

 

水漏れの場所はこの畦です。昨年の冬、畦際を掘って深く畦シートを埋め込んだのですが効果はありませんでした。

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この畦から左側の畑に水が浸透します。

元は1枚の田んぼでしたが減反政策に従って畦で仕切り畑にしました。

写真ではわかりにくいですが、畑は水田より低いようなのです。

畦を幅広くするか畑側の土を盛らないといけない。

 

米の搬入、ワラの片付け、耕起をしてから作業に入れるのは11月の半ば近くか・・・。

寒さが厳しそう。

 

久々にバックホーのレンタルを考えなくてはいけないかも知れません。

 

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肥料と農薬

 今年の稲作りに使った肥料と農薬を集計してみました。

結果はご覧の通り、窒素量は10kgにも達していました。

分けつが足りなくなると、慌てて追肥した結果がこの有様となりました。

 

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      ※ 一発肥料ロングワイド640を使った深い意味はありません。親戚からの頂き物です。

 

これで流し込みにムラがあるとなれば倒伏して当然。

 

それにしても初めてへの字を試したときは、窒素換算で反当たり4kgで結構真っ黒になった。

施肥のタイミングは6月20日。なぜこんなに効き目がわるくなってしまったんだろう。

リン酸施肥量が少なかったかな。

来期の課題にします。

 

 農薬は除草剤のみ使用しました。

一度は無農薬栽培を目指し、岡山の赤木歳通さんの菜の花稲作を試しました。

結果は諸々の条件を満たすことが出来ず失敗に終わりました。

今でもこの菜の花稲作はあきらめがたく、素晴らしい方法だと思っています。

赤木さんも井原豊さんの影響を大きく受けた方です。

井原さんは無農薬まで踏み込んでいなかったと思いますが、赤木さんは、このへの字を無農薬有機栽培にまで発展させた功労者だと思います。

 

 さて、への字で減農薬を実現させるとJAの農薬売り上げが減ってしまいます。

その代わり良食味のお米が出来上がります。

地区のみんなで取り組めばそこはブランド米の産地になるのではないかと考えますがいかがでしょうか。

 

 

 

への字稲作が広まらない

 への字稲作(中期重点型栽培)はよい方法だが、なぜかさほど広まらない。

理由は簡単。JA指導では推奨されていないから。

への字の良さを理解した、よし来期から始めてみよう!なんて思っても次に大きな壁が待っている。

故・井原豊さんが本に書いているとおり始めるに当たっての最大の障害は家族です。

 

私の例で言えば、

 「そんなことやっている家がどこにある。」

 「苗をもっと植えなきゃたくさん採れないよ!」

まるで本に書いてある内容を知っていたんではないかと思うくらい同じ台詞がポンポンと飛び出してきます。

 ようやく田植えを終えると疎植にするから苗が余る。年寄りはもったいないからとどこかへ植えたがる。捨てる、植えるでもめ事になる。(^^;

 

といった具合に家庭内不和?が起こってしまいます。

 

JAさんがこんな栽培法もありますよ、とだけでも栽培指導基準に付記していただければと思います。

それで家族は安心します。

 

それにしても今年は周辺で倒伏田が目につく。

私も倒伏させてしまったので人のことは言えないが我が家より葉色の薄かった田んぼでも起きている。疎植への字にしていれば何でもなかったのに・・・。

 

恥ずかしいが私の田んぼの状況を報告します。

前述しましたように流し込み施肥をしたときに保温目的の波シートを外さなかった人災です。

倒伏しないはずのへの字稲を倒伏させてしまいました。

井原さん、ごめんなさい。

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溝切り2回目

9月3日(日)晴れ

収穫前にもう一度溝切りを行いました。

例年、水はけの悪い場所だけですが。

収穫は毎年近くの精米屋さんにコンバインと乾燥調整をお願いしています。

昨年は雨降りの日が多くて圃場が乾かないうちにコンバイン収穫が決行されました。

その後の均平作業はなかなか大変です。

今年も雨降りが多いので早めの対策です。

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溝切り機の操作もようやく慣れてきました。

思わぬ方向に進んでしまうのを力ずくで直したり・・・。

何のことはない、バイクと同じで左に少し傾ければ左に進むんですね。

畦との間を開けすぎたかなと思いましたが溝を切るちょうどいいスペースとなりました。

稲の根っこを痛める事なくて良かったです。稲株ギリギリに切ると倒伏するはずのない稲なのに傾いてくる事がありますね。

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そろそろ畦草をからなくては。

彼岸花も開花しました。前回の草刈りでは早めに咲いた彼岸花を他の草と一緒に刈ってしまいました。

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倒伏の始まり?

8月24日

一番葉色の濃かったところがやや傾いてます。まあ、こんな濃い稲でこの程度は良しとするか・・・。(^^;

あちこちで倒伏が始まっています。

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それでも出来るだけ被害を小さくすべく、間断かん水は行っています。

土を少し固めようと乾かしたり水を入れたり。

この水が一番必要なときに丘なんか出していちゃだめだ!なんて言われた事もあったけど、そんな事はない。毎年順調に穂は垂れます。

中干しをしっかりやった稲はガブガブの水で干したときに出た畑根を死なせる事になるから逆効果。

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むむ!この足跡はサギか鴨の足跡。鴨かも・・・。

ときどき猫の足跡も。

ここに溝を切っておいたんだけど消滅してしまいました。

もう一度切っておこうかと考えております。

 

 

流し込み施肥に水口波シートは失敗の元

8月19日(土)

それにしても葉色が黒すぎる(緑が濃い)ので葉色カラープレートと比べてみる。

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7に近い。さすがにこれは危ない!

流し込み施肥の時、波シートを外しておくべきだった。

寒地では水口から冷たい水をそのまま圃場に取り入れると稲の生育が阻害されるため、

波シートで冷えた水が直接稲にかからぬようついたてのように立てる事がよく行われる。

撤去せずそのまま流し込んでしまったので入り口付近に肥料がよどんでしまったようだ。

考えてみれば当然の結果なのだが、来年への反省材料に。