inekitiemon’s blog

への字稲作日誌です。慣行栽培をされている方、これからへの字稲作を始めてみようと考えておられる皆様に少しでも関心を持っていただけたら幸いです。

苗代準備と浸種終了

種籾の播種は次の日曜日に予定しています。

今日はその日のために準備をしました。

 

苗床の準備

 

兼業農家は日曜日にしか段取りが出来ないので作業は週単位となります。

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先週管理機で耕起して整地したのですが、もう草が生えてきていました。

 

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プール育苗にするのでポリフィルムを敷きます。

その時に草の発芽で突き上げられては困るので草退治が必要になります。

 

プールにするための木枠を並べました。

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中央の木枠は2本並べています。

苗箱を並べるときに1本だと歩くのに足下が安定しないので2本にして幅を確保しています。

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並べ終わりました。

ここでポリを敷いてしまいたいのですが、草の芽が気になるのとポリビニールで土が暖かくなってくるとモグラが土を突き上げてきます。

 

ギリギリまでポリビニールは敷かないでおきます。

 

この木枠はホームセンターで購入しました。

8cmx8cmの角材です。

 

種籾浸種を終了

 

種籾をチェックしたらはと胸状態をややオーバーして発芽が始まりそうです。

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慌てて水から引き上げ脱水機に5分ほどかけました。

 

籾にチョンと芽が出始めています。

危ない危ない!

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いつもだと水につけてから10日くらいで引き上げていたのですが進行が早い。

活力液HB101が影響したのでしょうか?

 

浸種していたHB101も入っていた水は植木や鉢植えの植物に使います。

花も大きなものが咲くようになるらしいです。

 

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活力液HB101液をお試し

4月13日

種籾の浸種途中ですが、ここで天然植物活力HB101を試してみました。

水40~50リットルで浸種中ですが、ここへHB101を5CCほど加えてみます。

10,000倍に薄めて与えたことになります。

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計量カップが付属しています。

 

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どんな結果になるでしょうか。

 

種籾の塩水選・浸種と春耕・均平作業

イネの種籾が半月ほど前にJAより届きました。

これを塩水に入れて浮いてくるものを排除する、塩水選という作業を行いました。

塩水は腐らないので昨年使用したものを今年も使います。

 

種籾はJAで既に温湯消毒を行ってもらったものを購入したのでバカ苗病予防の消毒は行わなくて済みます。

自分で温湯消毒をやるとなったら一仕事です。

熱すぎて失敗したら籾もしんでしまうし、本当にありがたいサービスです。

 

 

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これを網ですくい取っていきます。

軽くて浮いてしまうと言うことは病原菌か何の影響で生育が悪かった種籾です。

 

このようなものは省いて粒の大きい健全なものを使うためにこの作業を行います。

 

下に沈んだ種籾から塩水を絞ります。

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網の袋にとって真水に浸します。

 

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もう一度新しい真水と交換して、塩分を洗い落とします。

 

水が古くなると種籾が窒息してしまうので金魚の飼育用ポンプでエアーを供給します。

これで途中の水交換が不要になります。

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午後は4反ある水田のうち3反の圃場を耕起しました。

今まで代かき前の1度しか行わなかったのですが、雑草の繁殖を防ぐ目的で周囲の田んぼと同じように1回多くしてみました。

 

昨年のコンバインで出来た凸凹が目立つのでくわがらで手直ししました。

これも例年だと代かき後に手直ししていたのですが、このタイミングで行った方が土も軽くて作業が楽だと思いました。

 

 

農作業の始まり

4月1日

朝から農業用水の整備がありました。

みんな総出でU字溝に溜まった土砂を取り除きます。

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この土砂は田んぼと畑の境となっている畦に盛って水漏れを防ぐのに使うつもりです。

 

この作業の時に用水の水が止まるので水口の水門を補修しました。

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今までのコンクリートを砕いてみると下の方から水が漏れてきていました。

止水剤というのを使って固めてみました。

 

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名前の通り速乾性のセメントよりもさらに早い固まり方です。

価格も4kgで1,700円もします。

 

次にイネの育苗ビニールハウスのビニール張りです。

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完成!

 

中もプール育苗の床を平らにするため管理機で耕起し、整地しました。

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さて、水門の様子を見に戻ってみると、なんだかまだどこからか水が染み出しているらしい。

水漏れは悩ましい問題です。(^^;

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ホントに忙しい1日でした。

 

 

ビニールハウスの修理

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昨年からの強風続きでビニールハウスのスチールパイプが曲がったり外れてしまったり・・。

どうしようかと思っていましたが店に行ってみるといろいろありました。

 

どうにか切ったりつないだりで修復出来ました。

格好良くとはいきませんでしたが、とりあえず用をなしてくれれば良しとします。

 

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これは十文字のパイプを止める金具です。

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以前はこんなものを使っていました。

 

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いろいろと便利なものが考案されています。

 

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これはパイプをキレイに切断する器具。

電気がなくても簡単に切れます!

 

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グニャリと曲がっていたところも切断、つなぎ直して復旧しました。

 

 

ひとまず苗代準備が出来るようになりました。

風は強かったけれど暖かくなって助かりました。

 

 

肥料を買ってきました

肥料はJAから注文書が渡され今年一年使う肥料を手配します。

最近は農業専門店やホームセンターなどで安く買えるようになったので比べて良い方を選んでいます。

 

今回用意したのは昨年試した有機石灰。

リン酸不足の可能性があるのでようリンを用意しました。

4反歩ばかりの耕作なのでこんなもので足ります。

 

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ようリンは反当たり60kg、有機石灰はマグホスの代用で使用します。

 

昨年は有機石灰を反当たり20kgを3回施肥するつもりでしたが機会を逸して2回に・・・。

今年はもっと食味を向上させるため3回を達成させたいと思います。

 

庭の路地にチューリップの芽が出ていました。

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菜の花稲作(緑肥稲作)に挑戦したときの事

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久しぶりに投稿します。

これは今年の2月4日に撮影した浅間山です。

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平成17年の今頃、岡山の赤木歳通さんの菜の花稲作に共鳴して、この時期に菜の花などの播種作業をしたことがありました。

元肥として鶏糞150kg/反散布。

AM 9:30頃作業を始めたが吹雪気味で一旦中止。

PM 1:00再開、3:00近くに終了と記録にあります。

 

への字稲作を始めて2年目の事でありました。

今はもうこんな無茶は出来ません。

2月14日 種まき前の耕起をしようとトラクターで作業を始めようとしましたが土が凍っていてローターリーがはじき返されてしまいこの作業は断念しています。

 

手順は基本と違うがここでタネを播種しました。

何が有効なのか分からなかったので、菜の花1kg、キカラシ3kg、ライ麦4kgを

30aの田んぼに播種しました。

 

しかしこれは暖地の播種タイミングだったので当然春先になってもどこに芽が出たんだろうというような、寂しい生育状態でした。

 

このような菜の花や麦などの茂った生草を代かき前の田んぼにうない込み、この有機物が腐食して発生する有機酸が雑草の発芽を阻害します。

 

そうすることによって全く農薬を使わず草取りもしない完全有機栽培となるはずでした。

 

しかし、寒地の菜の花稲作(緑肥稲作)は難しかった。

 

それでも緑肥は生育不十分だったが次の手段で田植直後に生の米ぬかを散布するという方法がありました。

これも緑肥と同じように分解するとき有機酸を発生して同じ効果を得ることが出来ます。

 

 ※ この原理を利用した稲作を民間稲作研究所で考案しています。

         ⇓

inekitiemon.hatenadiary.jp

 

この年は米ぬかをJAより入手して100kg/反散布することが出来ました。

ホタルイが少し目についたがまあまあの出来でした。

ここで少し気を抜いたのがいけなかった。

 

寒地の緑肥は播種時期を秋にすべき、ということが分かったので(当然だけど・・。)再度チャレンジしました。

 

ここで問題がひとつ、長野は収穫が遅かった!

大抵の農家は稲刈りが10月で新米を手にできるのは11月初めぐらいになります。

 

それから急いで播種を行っても早くて11月中旬。

播種ベストタイミングより1ヶ月も遅い!

春先の菜の花、麦は案の定ショボい出来となってしまった。

前年はここで米ぬかを用意できたがなぜかその年からJAは注文をとらなくなってしまった。

菜種かすを使う手もあったが高価だったしその時は思いつかなかったのかも知れません。

この年はホタルイが大発生、収穫も半分以下になり家族から大ブーイング、無農薬禁止令が出てしまった。

 

菜の花稲作を長野のような寒地で成功させるには次のような条件が必要だと思います。

 

  1. 収穫は9月下旬から10月初めには終え、緑肥(例えば菜の花)の播種作業
  2. 深水管理が必要なので畦は30cmの高さに
  3. 田植機はポット苗田植機で

2.の深水管理はヒエを抑えるのに必要です。

私の田んぼは20cmしかないので再チャレンジするなら改善が必要かも。

 

3.は一番の障害!

マット苗を使っていますが植え付けするとき根が切れてしまうので活着が遅く、雑草の力に負けてしまう。

 

さらに4番目として田植は暖地と同様、6月にするのが良いのではないかと考えています。

田植が普及する前はこの地方も6月が田植でした。

5月では低温のため有機酸が充分得られない。

たとえ菜の花などの緑肥が大量に茂っても失敗する可能性がある。

6月なら暖地に負けない暑い日もありますよね。

 

今年は苗をビニールハウスの外で育てたら、いつが植頃になるのか実験しようと思います。

もちろん苗箱は1~2枚。

それによって田植の時期を考えてもいいのではないかと・・・。

 

すぐに緑肥稲作をしようとしているのではない、がこれは苗作りのコストダウン実験です。(^^;

ビニールハウスを使う苗作りはコストが高い!(1枚1,000円)